入浴のマナー
初めての銭湯① 準備
何を用意するの?
バスタオル、タオル、石鹸、シャンプー、リンスなど普段家でお風呂にいるとき使う道具を手軽なバッグに入れて銭湯へ向かいましょう。
入浴料金は大人420円、小学生150円です。入浴後の飲物代をいれても手軽な料金で利用できます。(平成28年4月現在)
もちろん、何も持参しなくても大丈夫!
ミニ石鹸、ミニシャンプー、ミニリンスも販売、タオルにバスタオルの貸出もあり、入浴料金とセットになったお得なパックもあります。
初めての銭湯② 到着
さあ、銭湯に到着
かつて銭湯は煙突が目印でしたが、煙突のない銭湯も多くなり、施設の外観、入口も様々です。のはら湯に到着です。

初めての銭湯③ 下足箱へ
まずは履物を脱ぎ、下足箱に入れましょう。
ブーツなどは収納できない下足箱もあるのでご注意。
必ず下足札を抜いて失くさないようにしましょう。
初めての銭湯④ お代金
代金をお支払下さい
銭湯では、番台タイプとフロントタイプと2種類があり、どちらも入浴前に代金をすませます。
銭湯によっては、自販機で入浴券を買う方式のところもあります。
料金は基本県下統一の料金で最高額が決まっております(平成28年は大人420円)が、設備や地域差によって、それよりも安く営業しているお店もあります。また、老人福祉行政で割引があったりすることもあります。

初めての銭湯⑤ 脱衣
脱衣室に向いましょう。
フロントの脇に男女の脱衣室の入口があり、赤ののれん女湯と青ののれん男湯がかかっています。
脱衣室で衣服を脱ぎ、ロッカーへ必ず施錠して鍵を手首などに巻いて浴室へ向かってください。
最近、パンツを脱がないで浴室へ向かう方がときどきいます。銭湯では、これはNGなので衣服は全て脱ぎましょう。

初めての銭湯⑥ かけ湯
まずは掛け湯
銭湯入浴のスタートは「掛け湯」から始まります。
みんなが入る浴槽には、体をまず流して清潔にして入ることが大切。カランの湯を桶に取り、頭からかぶって汚れを落としましょう。また掛け湯には、お湯に体を慣らすという目的もあります。
また、浴槽の湯をきれいに保つためには、掛け湯だけでなく、体を洗って湯につかるのがオススメです。
体を洗わずに湯船につかる人は、しっかり掛け湯を浴びて汚れを落とすことを心掛けましょう。
初めての銭湯⑦ 浴槽
浴槽に浸かりましょう。
他のお客さんが不愉快に思うことは、浴槽のお湯の中に長い髪の毛がつかったり、タオルを浴槽につけたりして入浴すること。どちらも不潔ですね。
銭湯のお湯は家庭のお風呂より熱めのところが多いもの。江戸以来の伝統ですが、どうしても我慢できないときは、一緒に入浴している他の人にきちんと断ってから水で埋めてください。勝手に水を出すとトラブルの元になりますから、この点は注意してくださいね。
熱いお湯には5~10分程度、ぬるいお湯には20分程度が適切です。額から汗をかく程度に温まりましょう。汗をかきますから、事前に水分補給もお忘れなく。
銭湯によっては、写真のジェットバス・バイブラ風呂、電気風呂、スチーム風呂(蒸し風呂)、サウナ、水風呂、や天然温泉を利用している施設もあります。
銭湯ならではのお風呂を楽しんでください。(なお、妊娠中や病気の方は医師の指示に従って下さい)
桶のお湯を適温に調整、シャワーを使用する場合は、慣れないと隣の人にお湯がかかったりしますから気をつけましょう。
桶やいすは終わったら決まった場所に片づけましょう。
初めての銭湯⑧ 着替
体をよく拭いて
浴室から脱衣場に戻る際は、濡れた体をタオルでよく拭いてからにしましょう。足の裏の水気も、足拭きなどで取りましょう。
脱衣室床が濡れていたら、あなたも不愉快でしょ?
服に着替えましょう。バスタオル、タオル等で体の仕上げ拭きをし、服に着替えましょう。銭湯によってはロビーなどがありますから、飲み物などを飲みながらゆっくりくつろいでください。
特に入浴で汗を流した後、水分を補給するのは健康上大切です。
帰るときは、忘れ物がないように確認しましょう。
※写真は、脱衣場と風呂の間の踊り場です。ここでよく体を拭いて下さい。
初めての銭湯⑨ お楽しみ
銭湯の楽しみは、冷たい牛乳!
水分の補給をしましょう。
入浴時は、思ったよりもたくさんの汗をかきます。
入浴の前後には必ず水分補給を、それも入浴前には欠かさずに水分を補給してください。